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毎年災害が発生する昨今、災害(地震・大規模風水害・感染症など)に対する備えが喫緊の課題となっています。
また、令和3年度には「介護保険法改定」により、令和6年度から介護事業所でのBCP策定が義務づけられました。(BCPとは事業継続計画)
このような社会情勢を背景に、当法人運営の特別養護老人ホーム 美川苑は、令和4年1月28日に、LPガスの災害バルクを利用した非常用発電機とGHP(ガスエンジン・ヒートポンプ・エアコンの略)を設置しました(以下「災害対応バルクシステム」と表記)。
これらは、災害時において、プロパンガスを燃料した非常用電源で発電し、迅速にエネルギーを供給できるシステムです。
災害時において電気や熱源を確保でき、調理や入浴、空調設備が利用できます。
災害時、最低3日間、ご利用者・職員の生命の安全確保、継続したサービスの提供等を意図した設備です。
この「災害対応バルクシステム」の設置においては、資源エネルギー庁の「令和3年度災害時に備えた社会的重要インフラへの自営的な燃料備蓄の推進事業費補助金」を活用しました。
イワタニ島根株式会社に於かれましては、「災害対応バルクシステム」の設置・導入策定計画への相談・支援に併せ、当法人の事業運営に支障がないようにとの十分な配慮をいただき、無事完成に至りました。
ここに書面をお借りして衷心より感謝と御礼を申し上げます。
社会福祉法人 浜田福祉会は、今後もご利用者、職員、地域の皆様に「必要とされる施設」を目ざし努力を重ねてまいります。
理事長 花田 和代